"Rated One of the Best 65 New Hotels in the World"
True value of the Luxury
the Lodge全景1930年代のオリジナルの建物を改装し、9室の限られたゲストを迎えるこのロッジは建物や設備の美しさ以上に、スタッフのホスピタリティにその”Best Lodge”や”Best 65 New hotels”の価値を理解する。
たしか5年ほど前だったか、このTarraleah(タラリアーという感じで発音)した時には、Lookout展望台とHydro(タスマニアの電力会社)の開発時代の名残の古い建物、小さなゴルフ場があるだけの寂しい所であった。
たまたま、この新しいロッジができたことを知り、あの寂しい”遺跡”がどうかわったのか、と訪ねてみると、まさにその”名残の古い建物”、そうこれが1930年代に建てられたHydroの建築物であり、The Lodgeの本体であった。
玄関ドアすら鍵がかけられており、ゲストに渡されるルームキーが無ければ入れないロッジ。決して多くは無いが、ホスピタリティにあふれるスタッフ達。気持ちの良い滞在ができる事は間違い無い。
ただし、タスマニアの通常レートに比べると数倍のタリフが必要だろう。
”もてなされる”という楽しみ
ディナーも楽しみの一つなぜか、ここのスタッフには日本に関係する人が多い。オーナーを除くと、出会ったスタッフは全部で6名。たぶんあと、2,3名ですべてのスタッフかもしれない。その他に委託している”アクティビティオペレーターがいる。
ロッジのマネージャーは、オーストラリアの日本企業で長年働いていたらしいし、シェフは日本の某レストランでつい先日(2008年)まで勤務しており、その奥様でありゲストサービスの女性も日本での在住経験があり日本語も多少可能。
ソムリエ兼ギャルソンと話をしていると、プロとしてのプライドを感じさせる。正直、ワインにはあまり詳しくない私ながら、彼の意図を一生懸命考え、良い・悪いの意見をちゃんと彼に返す。そのやりとりにまた、一つの楽しさがあらわれる。その上でこちらのニーズをさらに良く理解し、再び提案してくれる。
食事前のカクテルタイムではゲストもスタッフ、シェフでさえも登場し会話を交わす、そこでの”おもてなし”は、まさにこちら側に、もてなされる態度があると良く、それぞれがちゃんと役割を果たすことで、その場ができあがる。これがまた、luxuryの一つの実現の方法ではないだろうか。
しかし、一旦仕事を離れ、シェフは釣り好きで、職場外でたまたま出会ったときには、一人の個人と個人の関係。決してスタッフとゲストは主従関係では無いのである。
ロッジでは豊富なアクティビティも用意されている。私達は、おきまりの”釣り”を1日、もう一日はネイチャーサファリをリクエスト。内容は希望によってアレンジしてくれる。
正直、値段はこれも高め。一般のツアーオペレーターに頼むのに比べると2割り増しという所。しかし、ロッジの手配で時間や送迎、内容の自由度などそのメリットも多い。
私達は参加していないが、Dee Lagoonで行われるカヤックツアーはオススメだろうと思う。なにせ、あの湖の美しさはタスマニアでもトップレベル。
The Australian Travel & Tourism Awards 2007/08 "Best Lodge" award winner on the edge of the Tasmanian wilderness. Award wining deluxe suites and rooms created by Tasmanian craftsmen within the original 1930’s Art deco building.
2007/2008トラベル&ツーリズム・オーストラリアでの”Best lodge”の評価を受けました。この賞を受けた、”デラックススイート”やその他のルームは1930代に建てられたアールデコ調の建物を改装したものです。
Official Webより